2024年12月20日(金)、起業プラザひょうご様主催の兵庫県内コワーキングスペース運営者の交流イベントが、とゞ兵にて開催されました。
兵庫県内には約100施設ものコワーキングスペースが存在しますが、当日はその中から15施設、約30名の方々がご参加されました!
私、とゞ兵スタッフの澤もコワーキングスペースの運営者として参加させていただきました。
また、イベント内ではとゞ兵オーナーの小山と、とゞ兵メンバーである山本晋也氏が登壇しましたので、イベントの様子と私が得た気づきをご紹介します!
小山は「とゞ兵による共創事例と、workではない連携手法による場所の価値」と題して、料亭時代に格式高い場所として地域の方々に大切に使われてきたとゞ兵という地域資源を活かした場づくりや、アーティストとのコラボレーション事例について語りました。
建物の歴史を活かしつつ新たな価値を生む取り組みや、特に「ここでしかできない体験」を届けることで場の新たな価値を創造していくというメッセージには、その場にいた多くの方々が共感されていました。
山本氏からは、DICTがこれまで築き上げた70以上の事業の成功例や、フラットな組織体制「ソーシャルDAO」の可能性について共有いただきました。
コミュニティが自主的に動くことで生まれる力や、メンバー自身が事業を生み出すプロセスについて、私も含め関心を惹きつけられました。
続くトークセッションでは、両者がそれぞれの経験を共有し、コワーキングスペースが単なる「作業場」ではなく、人々が集まり、新しい価値を創出する場であることを再確認する時間になりました。
私が感じた大きな気づきはこちらの2つです。
- 「地域資源を活かす」ことの重要性
小山の話から得た気づきは、壁画アートやアーティストを誘致しての音楽イベントなど、都会では感じにくい価値を地方で実現することで人と人のつながりが生まれるという実例から、地域資源を活かす重要さを改めて考えさせられました。 - 「好奇心」がコミュニティを支える原動力
山本氏の話で印象的だったのは、好奇心が持続可能なコミュニティづくりの原動力になるということです。
子どものころは当たり前に持っていた好奇心・探究心を大切にすること。そしてそれらの感性と大人がもっている理性のバランスが柔軟な発想・新たな価値を生み出すという視点は、大きな気づきになりました。
イベント後半では、ワークショップと交流会が行われました。
各施設の運営課題や成功事例、そして今後の挑戦について意見交換をし、施設間の連携や新たな取り組みのヒントが生まれる良い時間になりました。
とゞ兵新コワーキングスペースオープンのお知らせ
本イベント中にも見学していただいたとゞ兵1階の新コワーキングスペースですが、2025年1月8日にオープンが決定しました!
「仕事も、勉強も、自分磨きもこの場所で」
豊岡の新しいサードプレイスとして、「ここにいると挑戦したくなる」「ここにくれば、何か新しい発見やつながりがある」そんな挑戦やつながりを生む場所として、この場を育てていきたいと思います!