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2023.12.03「柤 in Toyooka @ とゞ兵」“自然の恩恵溢れる柤岡に触れるいちにち”

柤 in Toyooka @ とゞ兵

香美町の西側、新温泉町に隣接する中山間地域にある山村「柤岡」(けびおか)。
標高450mほどの高所にある、日当たりの良い開けた斜面集落。
この地には、最盛期には600人もの人が住み、農業や林業などを生業としながら自然と共に暮らしがあった。

しかし過疎化が進み、現在は人口100人ほどに減少している。
山の上の小さなこの村には、失いかけていた風景や暮らしがあり、魅力的な自然の恩恵が溢れている。
街から遠く、空に少し近い「柤岡」は自然と共に暮らすにはちょうど良い。

そんな「柤岡」に新たな可能性を感じた人々が、この地に暮らし、大地に根をおろし始めている。
そんな柤岡に暮らす人達の織りなす五感で自然を感じる一日を豊岡の歴史的建造物 とゞ兵で開催します。

◆『心』を感じる

瞑想ワークショップにより精神と向き合う体験を通して心と身体のピントを合わせてみませんか

◆『香りと味』を感じる

山村で育まれた但馬の食材を使ったピッツェリア “JINEN AN”さんによる
柤岡に暮らす新しく出会った仲間と育てた野菜を使ったスペシャルランチをご賞味ください。

◆『暮らし』を感じる

柤岡に暮らす人達による自然と共に生きる魅力的な生活や、そこで行われている活動のトークセッションを聞いて自然との暮らしを感じてみましょう。

◆『音』を感じる

世界で活動するMasayoshi Fujita氏による
ビブラフォンのアコースティックLIVE。
心と身体で音の振動を感じる体験を畳間で楽しみましょう。

【柤 in Toyooka @ とゞ兵】
“自然の恩恵溢れる柤岡に触れるいちにち”

日時

  • 12/3(日) 8:30-17:30

予約

Program

  1. 瞑想ワークショップ
  2. JINEN AN スペシャルランチ
  3. 柤岡に暮らす人達のトークセッション
  4. Masayoshi Fujita LIVE

↓詳細は以下↓


◎Program①

『心』を感じる
瞑想ワークショップ
マインドフルネス瞑想

  • 講師/藤田サクラ
  • 第一部/9:00-10:00
  • 第二部/10:30-11:30
  • 各回/定員 9人
  • 費用/¥2000

過去でも未来でも無く、心と体のピントを今に合わせることで、これから先の一助になってくれるマインドフルネス瞑想をしませんか?
決してドラマチックでは無く〝心の筋トレ〟と表される地道な毎日の習慣を、お家に持って帰って頂けるようにお伝えします。

講師プロフィール
13年間住んだドイツのベルリンで、瞑想に親しむ人々とその社会を体験し、日本での自身の住む地域でも瞑想仲間を増やしたいと思い、マインドフルネス瞑想を改めて学んで講師となる。
但馬には、夫である音楽家のMasayoshi Fujitaと共に2020年に移住した。
柤岡暮らしは2年目。
時に憧れの田舎暮らしと、自分の体の曲がり角が重なり、そのギャップにやるせなくなったりもしながら、一方で心の声を聞くと自然豊な柤岡で、今までの自分の生き方を変えて過ごしていくのが幸せと言っているように思います。
目指せ!80年代ファジイから縄文へ回帰。


◎Program②

『香りと味』を感じる
“JINEN AN” さんによる
但馬の食材を使ったスペシャルランチ
(ドルチェ付き、ドリンク飲み放題)

  • 12:00-13:30
  • 限定 30食
    ※ランチはLIVEとセットでのみの販売とさせていただきます。
    ※予約〆切 11/30
  • 料金
    ランチ+Masayoshi Fujita LIVE ¥8000

JINEN ANさんより
海山川、美味しい水と澄んだ空気。自分たちが求めているものはここにあると気づき、実家の柤岡へ2009年にUターンし、自宅を自らでリノベーション。
翌年に古民家イタリアン「ジネンアン」をオープンし、今年で14年目になります。
私たちはこの地の四季と共に暮らしながら、暮らしのお裾分けのようなお店を営んでいます。
種を蒔き、野菜やハーブを育て、森を手入れし、広葉樹を間伐した薪を使い、土を捏ね器を作り、昔の暮らしやぬくもりを感じてもらえるような心地良い空間で、お客様をお迎えしています。
今回は、新しく出会った仲間と一緒に育てた野菜を使いながら、但馬の食材のランチをご用意致します。


◎Program ③

『暮らし』を感じる
柤岡に暮らす人達によるトークセッション

  • 14:00-15:30
  • 無料
  • 定員 50名

自然をこよなく愛するNY出身のクレッグさんとその妻のアメリカでコーディネーターをしていた彩子さん、
山村ピッツェリア”JINEN AN”を営み、”けびの森くらぶ”として柤岡の森の保全活動をしている岸本 元気さんと葉子さん
世界で活動するビブラフォン、マリンバ奏者、作曲家の藤田 正嘉さんとその妻のマインドフルネス講師のサクラさん達による自然と共に暮らす魅力と柤岡で行われている森林の保全活動などについて、様々なバッググラウンドを持つ人達の観点でカジュアルなトークを聞いて、そこでの暮らしを感じてみましょう。

スピーカー紹介
①Craig Sheppard (from NY)
初めまして!クレッグ・シェパードと申します。
ニューヨーク州の有名な大都市、ニューヨーク市から125㎞程北に位置するガードナー(Gardiner)という田舎町の出身です。
子供の頃から自然が大好きで、ハイキングやキャンプ等、様々なアウトドアアクティビティに慣れ親しんできました。また10代後期にはニューヨーク州の牧場で野菜や動物の世話をしたり、19歳の時にはヨーロッパやアフリカ北部をバックパック一つで旅をしたりしてきました。
成人してからは、カリブ海を旅する帆船の看板員、アメリカを縦断・横断する大型トラックのドライバー、また故郷の隣町、ニューパルツ(New Paltz)でユースホステルを経営したりなど、今まで様々な業種の仕事を経験してきました。またユースホステルを通じて、現在の妻である彩子に出会いました。
2005年に初めて日本を訪れた時から、僕は日本の、特に田舎の魅力に夢中になりました。この国でオーガニックの野菜や家畜を育てたいと強く思うようになり、紆余曲折を経て2020年にその夢が実現しました。
但馬には、心温かい人々が住む集落、農地や自然、そして無限の可能性が有ります。このような素晴らしい所に移住する事が出来たことを、とても嬉しく思っています。

② Aya Sheppard / シェパード彩子
千葉県出身。
高校2年生の時に一年間の語学留学を経験したアメリカにて、その雄大な自然と刺激あふれた生活に魅了される。
その後も同国の大学に進学し、その際ニューヨーク州にて現在の夫と出会う。
それから2020年まで、夫と共に北米大陸を転々として永住先を探し回る。
今まで住んだことのある州は、メイン州、ワイオミング州、ニューヨーク州、アラスカ州、ワシントン州、カナダのブリティッシュ・コロンビア州。
どの州もそれぞれ魅力に溢れていたが、永住先としてはいまいちピンとこなかった為、2020年1月に新天地を求めて日本に帰国。
2年半の鳥取県での生活を経て、2022年7月に但馬に移住。
但馬の美しい自然や星空、美味しい水や空気、そして人々の温かさに触れて、永住先としての可能性を見出し始めている。
アメリカ在住時には主に観光業界に属し、カナダでツアーコーディネーター、アラスカでツアーガイド兼ツアーコーディネーター業務に従事する。
日本帰国後はコロナの影響で観光業界が大打撃を受けたため、翻訳や通訳を専門とするオンラインビジネスを開業した。
将来は事業の傍ら、ツアーガイド業に再び足を踏み入れ、但馬の素晴らしさを日本国内外のお客様にお伝えしたいと思っている。

③岸本 元気
柤岡で育ち、母の影響で料理、染色、織り、陶芸、環境活動などが身近にある中で幼少期を過ごす。
村岡高校を卒業後、調理師学校へ。イタリア料理を学びに、神戸、大阪、東京のレストランへ。
生まれ育った柤岡の環境の素晴らしさを再確認し、2009年にUターン。
2010年、妻と共に実家を自ら改修し「JINEN AN」を開業。
けびの森で間伐した木材で薪をつくり、その薪を使った料理や、自家栽培の野菜やハーブを使い、
自然の循環によるレストラン運営をしている。
森づくり活動を”けびの森くらぶ”で実践し、会員や想いに共感する方々と共に森を整備する中で、森を知り、学びながら、人と自然が共に歩める暮らしを目指している。

④岸本 葉子
千葉県出身。東京に憧れ、20代前半まで東京生活を満喫。
24歳の時、スノーボードをきっかけに田舎に出会い、東京の空気の悪さに気づく。
結婚して柤岡に帰る度に、柤岡の魅力にハマり、空気とお水が美味しいと料理が美味しいと言うことに気づいた。また、友人とお店をしていた経験などから、自分達でお店を開くと言うのは自然な考えであり、魅力さえあれば、こんな山奥でもお客様が来る気がした。
畑仕事と、義母とその仲間たちが活動している「けびの森くらぶ」にもとても興味を持ち、2009年に柤岡にIターン。
今は「JINENAN」の他に、「けびの森くらぶ」の事務局として、仲間と一緒に森づくり活動や、環境に負担をかけない野菜作りをしている。

⑤藤田 正嘉
以下Program④参照

⑥藤田サクラ
Program ①参照


◎Program ④

『音』を感じる
ビブラフォンアコースティックLIVE
Masayoshi Fujita

  • 16:00-17:30
  • 限定 50名
  • 費用
    LIVE のみ \3500
    JINEN AN ランチ+LIVE \8000
    (ランチはドルチェ付き、ドリンク飲み放題)

アーティストプロフィール
Masayoshi Fujita / 藤田正嘉
ヴィブラフォン、マリンバ奏者、作曲家。

幼少期より演奏していたドラムからヴィブラフォンへ転向後、伝統的な演奏スタイルやテクニック、作曲法にとらわれる事なく唯一無二の音とヴィブラフォンの新たなる可能性を追い求める。2006年よりドイツ・ベルリンに拠点を移し、オリジナル作品の作曲・演奏活動を開始。イギリス・ロンドンのレーベル、イレースト・テープスからアルバムをリリースし、ヨーロッパをはじめ世界各国でのコンサートやフェスティバルなどに出演する。これまで10枚のアルバムをリリース。日本では、2016年にゴンチチの三上雅彦氏とコラボレーションアルバム『Conjecture』を発表。その他、映画やブランドのイメージビデオなど様々な映像作品への音楽提供も手がける。2020年より、自然の中で制作活動をするという長年の夢を叶えるため兵庫県香美町に移住。山の上の集落にスタジオを構え、その雄大な自然からインスピレーションを受けながら新たな音を世界に発信している。

時に楽器の上に様々な物をのせて演奏する「プリペアド」という手法を用い、ヴィブラフォンの持つ独特の音色にさらなる色どりと響きを与えている。しばしば映像的と評される彼の音楽は、霧の深遠さと静けさ、荘厳な山々などからインスピレーションを受けた独特の雰囲気と世界観を持ち、まるで物語の挿絵のように聴く者の脳裏にその情景と物語とを映しだす。また同時に、ヴィブラフォンという比較的新しい楽器の未開拓の美しさを探求し、オーケストレーションや音楽それ自体の新たなる魅力を追い求める。別名義であるel fogでは、様々な実験的アプローチを用いつつ、アコースティックとエレクトロニック及びアナログとデジタルの狭間で、ヴィブラフォンとエレクトロニック・ミュージックの融合を試みている。また、ドイツのエレクトロニック・ミュージックの重鎮Jan Jelinek(ヤン・イェリネック)とも継続的にコラボレーション作品を発表。全世界から高い評価を受け、様々な国のフェスティバルやライブに出演している。

2021年に発表した最新ソロアルバム”Bird Ambience”では、これまでに様々なプロジェクトで取り組んできたアコースティック・ヴィブラフォンやエレクトロニックな音、実験的、即興的な音楽性を統合しつつ、新たにマリンバを中心に据えパーカッションやドラムなども取り入れた、自身の集大成であり新境地ともいえるサウンドを展開している。

※駐車場は近隣駐車場をご利用ください。
注:専用駐車場はありません。

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